2019-10-26 Sat
みなさんこんにちは。歯科医師の鵜頭です今回株式会社白鵬にてDr.Andrea A gnini
によるiTero特別記念講演会に参加してきました。
今回の講演会では、iteroの臨床実用例とイタリア
でのデジタルデンティストリー最新動向について
聞いてきました。

itero=光学印象=補綴のみで考えがちですが、実は
それのみでは無いです。
例えば、治療前の口腔内を光学印象してデータにで
きることで、その後の治療計画を設定でき、
治療終了時の予測ができる。
計画から終了の流れがその都度確認できるので、患者
さんとのコミュニケーションも向上する。
また、他DRや、DTとのカンファレンスに活用できる。
それでいて、何度もアルジネートなどを使って印象する
必要がないので、患者さんの負担も減り、模型も出ないので管理はいらなくなる。
その結果治療がとてもスマートになる。
また、印象材や石膏の寸法変化もないので正確な補綴物ができる。
そして、インプラントにおいても上部構造だけでなく、埋入位置を設定する、ステントなども作成できる。
などなど
というように、光学印象には沢山の可能性があり、これからの歯科医療には欠かせないものになると思います。
ほんまる歯科医院でも、光学印象を導入しています。
まだ、特定の治療だけに使用してますが、これからはもっと沢山の治療に使用していけたらと思っています。
歯科医師 鵜頭英太
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2019-10-24 Thu
10月20日(日)ポリリンホワイトニングの実技セミナーに参加してきました。ポリリンホワイトニングは分割ポリリン酸を用いたホワイトニング方法で、一般のホワイトニングと違い歯質が脱水しないため、施術中のしみも起こりにくく、術後の食事制限もありません。一般的にはホワイトニング後は、カレーやワインなどの色素の付きやすい食事や飲み物は避けなければなりませんが、ポリリンホワイトニングはその食事制限がないのです!!
しかも、歯が白くなるだけでなく、歯の表面をコーティングしてくれるので、舌触りがツルツルになり、プラークや着色汚れが付着しにくくなります。
プラークが付着しにくいということは、虫歯や歯周病の予防にもなります。

今回はデモンストレーションセミナーだったので、ポリリンホワイトニングについての講義の後、実際に参加者がモデルになっての施術も見ることができました。
ホワイトニングは年齢によっても効果が変わり、若い方の方が効果が出やすいと言われています。モデルに立候補した方の年齢は、推測で20代と50代の方でしたが、どちらもきれいにホワイトニングされました。
人によって白くなる度合いに違いはありますが、たくさんの患者さんにご満足いただけるホワイトニング方法だと思いました。
先にもお話ししましたが、このポリリンホワイトニングは、白くするだけではなく、歯質をコーティングする働きもあるので、その白さやツルツル感をよりながく保つためにはホームケアで使用する歯磨剤には研磨剤無配合のものがおススメです。
ホワイトニングをしていない場合でも、医院にメインテナンスでお越しいただいた患者さんには、研磨剤はなるべく入っていないタイプ、入っていても低研磨タイプの歯磨剤の使用をご案内しています。
分割ポリリン酸配合のポリリンジェル(歯磨剤)も取り扱っておりますので、ホワイトニングをされていない方も、ご興味がありましたらスタッフにお声がけください。
歯の色は気になっているけれどもホワイトニングに今一歩踏み出せなかった方、ポリリンホワイトニングで、白さとツルツル感を体験していただきたいと思います。
歯科衛生士 櫻井
2019-10-04 Fri
10月2日に田町で行われたリクルートマネジメントセミナー、アドラー心理学入門 ~職場で活かせる対人関係4つの条件~に参加してきました。今もなお注目され続けているアドラー心理学の基本を学び、職場でどう活かすかという目的で行われたワークショップ形式のセミナーでした。全ての行動は何かしらの目的があって行うものだとする目的論や、自分のできる事と他者の行動にしっかり線引きを行う課題の分離などアドラー心理学の根幹となる内容を学んだ他、様々な業種の方々と、それぞれの立場で職場の人間関係がどう見えるか、どのようなシチュエーションで困ったかなど話し合いをすることができました。ここでは今回のテーマである、尊敬、信頼、協力、目標の一致という対人関係において大切な4つの条件に関してもそれぞれ意見を交換しました。
コーチングに繋がる話ですが、いかに相手を勇気付け、おせっかいでも、放任でもない丁度良い距離感で接することができるかが重要であり、その具体的な方法も学びました。そのアクションを実践形式で行いましたが、非常に難しかったです。
常日頃から他者を尊重する気持ちで、他者貢献することにより自分も勇気付けられる正の循環のマインドセットを持っていなければ、成し得ない諸行だと思いました。人間はネガティブな物に注目しがちな性質の生き物らしいですが、人の良い部分に着目したり、表現も良いことに注目することで自然と相手を勇気付けられる(相手を落ち込ませない)言葉になったり、世の中の見方を変えるだけで相手も自分もプラスになる面が非常に大きいことに感銘を受けました。
人と人の関わり方だったり、心の話になると、スピリチュアル的な感覚を覚える方もいらっしゃるかもしれないですが、今回の話は心理学に基づいた(科学に基づいた)内容であるので、ここで得たアクションプランは少しずつでも実践していきたいです。また、アドラー心理学のエッセンスも忘れずに日々の伝え方、話し方に活かせればと思います。
歯科医師 手塚